「今日、きっと久しぶりに。こんなに明確なのは数年ぶりかもしれない。
そう思ってしまうほど思い切り怒られた。」
東京は午後から雪が降り始めた。
雪の日は、なぜか空気が張り詰めていて、
どこかシンとしている気がする。
ざぶとんはそんな雪の中、30分間、人を待った。
そしてその後、友達に紹介すると言われてわけもわからずとりあえず会いに行った人に
いろいろとお説教をされました。
ざぶとん、正直結構落ち込みました・・。 応えました。
まぁ、応えたのは何を隠そう的を得ていたという理由です。
的を得ていたということは、言い換えれば
今まで気付かずに同様の行為を他の人に行っていたということですね。
それを思って、
「あぁ、きっとそうやって逃した機会があるんだろうな」って、
悲しいというわけでもなく、後悔しているというわけでもなく、、
なんとなく、落ち着かない・・。
そんな気持ちになりました。
気付けば雪はみぞれになっていました。
おちこんだざぶとんは家に帰ってアロマキャンドルに火をつけ、
真っ暗な部屋の隅で体育座りをして部屋の壁を見つめ続けました。
何か壁に恨みでもあるのではないか?
そう思わせるほどの強い意志を宿した目で、
ただひたすら壁をにらみました。
そしておもむろにPCをつけ、
今度はyoutubeに目を光らせました。
いつもと違い研ぎ澄まされたざぶとんの感性は
普段では気付かないような英語の文字を無意識に日本語変換するほどに
研ぎ澄まされていました。
そして、この動画を見つけたのです。
ニコニコでは今やおなじみ、
「自作の改造マリオを友達にやらせてみた」シリーズの総決算。
見たことのある人はわかるでしょう。
これは1つの面をクリアするのに難しすぎて100機は死にます。
そんなクリアまでの軌跡をなんと! 一度に重ね再生しているのです。
そのため、マリオが分身しているようにみえます。
いやもう、とんでもないことになっています。
ろうそくの明かり1つの暗い部屋に、
キーボードの音だけが響いていました。
そして、ざぶとんは動画をみて、
「フフ、、」
っと、一度だけ笑いましたとさ。
おしまい。







