
イーストコーストプログレッションは、続けて負けるときは損害を少なくし、続けて勝つときは大きく勝つことを目的とした一種のマネーマネジメント法です。勝っているときに儲けの一部をプールし、儲けを残していく方法です。ルーレットやブラックジャックで主に使われています。
実際の賭け方ですが、まず1ドルずつ賭けてで2連勝すると、最初の1ドルが3ドルに増えますのでその後に、その3ドルをすべて賭けます。
その後に、勝てば勝ち金の半分1.5ドルをプールし、残りの1.5ドルは賭け金3ドルに加えて4.5ドルにします。以後、同様に勝ったときには約半分を手元に戻し、残りを賭け金に積み上げていきます。そして、負けるまで同じように賭けていきます。負けたら、また最初からかけていきます。
| 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | |
| 掛け金 | 1 | 1 | 3 | 4.5 | 6.75 | 10. 125 |
15. 1875 |
22. 78125 |
34. 171 875 |
51. 257 8125 |
| 払い戻し | 2 | 2 | 6 | 9 | 13.5 | 20. 25 |
30. 375 |
45. 5625 |
68. 343 75 |
102. 515 625 |
| 単位利益 | 1 | 1 | 3 | 4.5 | 6.75 | 10. 125 |
15. 1875 |
22. 781 25 |
34. 171 875 |
51. 257 8125 |
| プール金 | 1.5 | 2.25 | 3.375 | 5.0 625 |
7.5 9375 |
11. 390 625 |
17. 085 9375 |
25. 6289 0625 |
||
| 敗戦時の損益 | -1 | -1 | 0.5 | 1.25 | 2.2 75 |
4.0 625 |
6.5 9375 |
10. 390 625 |
16. 085 9375 |
24. 6289 0625 |
| 連勝時の累計損益 | 1 | 2 | 5 | 11 | 20 | 33.5 | 53. 75 |
84. 125 |
129. 6875 |
198. 0313 |
上の投資表は連勝したときの利益と掛金を表したものです。例えば5連勝すると14.25ドル、9連勝すると約96ドル儲かることになります。また、このシステムですと、逆マーチンゲール法と同じく、負けた時に最初にかけた1ドルのみがとられますが、プール金がありますので5回目で負けたときは、4回目まで のプール金の合計が手元に残りますので、2.275の利益が出ることになります。実際に投資するときは、3連勝以降は、掛け金の半分というのは計算が難しいので、掛け金の半分で、小数点以下は切り捨て(もしくは切り上げ)た形でかけていく方がよいでしょう。その場合の表も下に記しておきます。
| 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | |
| 掛け金 | 1 | 1 | 3 | 4 | 6 | 9 | 13 | 19 | 28 | 41 |
| 払い戻し | 2 | 2 | 6 | 8 | 12 | 18 | 36 | 38 | 56 | 82 |
| 単位利益 | 1 | 1 | 3 | 4 | 6 | 9 | 13 | 19 | 28 | 41 |
| プール金 | 1 | 2 | 3 | 5 | 7 | 10 | 14 | 20 | ||
| 敗戦時の損益 | -1 | -1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 6 | 9 | 13 | 19 |
| 連勝時の累計損益 | 1 | 2 | 5 | 10 | 18 | 30 | 48 | 74 | 112 | 167 |
逆マーチンゲール法は、連勝時に利益が2倍ずつ増えていきますが、こちらでは増え方が少なくなってしまいます。しかし逆に言えば
というのは一つ特筆すべきところだと思います。例えばベット範囲が1~50ドルのところですと、逆マーチンゲール法の連勝時には、6連勝まで金額どおり賭け続けることができるのですが、それ以上は一回の掛け金が50ドルを超えてしまいますので儲けが制限されます。ただしイーストコーストプログレッションの場合は、掛け金が10連勝しても50ドルを超えませんので10連勝までは対応できます。
いろんな手法があり、それも人によって異なるとは思いますが、このイーストコーストプログレッションの考え方は非常に応用が利く考え方です。たとえば、勝ったときにプールする金を1割にしてもいいですし、4割にしても7割にしてもいいわけです。また、連勝したときのプール金をあえて少なくしたり大きくしたりする自分なりの投資法を作ることもできます。ポイントは何連勝でやめるのかというところでしょう。永久に勝ち続けることはありませんし、あまり欲張ると負けが続くことになりますので、そのあたりの判断が勝負になります。