約一名昔話が稼動日記よりも面白いと言ってくれる人がいたので、
もう数日昔話を続行してみます。
稼動も数日しておりますが、後でまとめて更新しようと思います。
それではもうしばらくお付き合いくださいませ^^
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さてさて最初の1機種目に関して、自分で売ったのは1軒のみ。
その後他の営業所からの紹介でもう1軒売らしてもらい、
担当ホールは2軒になってスタートした。
業界に入ってびっくりしたのは、機械を売った後の、
上司の大騒ぎっぷりだった。
売れたホールの名前を引っ張り出して、全て接待したことにする。
毎日会社の金庫からお金を引っ張り出して、
高級クラブに飲みに行っている様は、お金が無い業界にいた私にとって、
カルチャーショックだった。
もちろん私が売った店の名前も使われて、
「何だかなぁ・・・」
と言う気分にさせられた。
それだけこの時期のこの業界は儲かっていたと言うことになるのだろう。
そんなこんなで次の機種の販売が決まった。
「CRオリジナルパオーン(仮名)」
オリジナルキャラの液晶パチンコで、
とてもホールさんに紹介するのも恥ずかしいような機種だった。
全国で2000台限定。
ところがこの機種はあっと言う間に完売となった。
この機種の販売戦略は、
「抱き合わせ」
であった。
この機種が出る前に特殊な機種が検定を通過していて、
その特殊な機種は全然使えないのだが、それが通過したことに意義があり、
この後私のいるメーカーが権威復活をかけたと言っても過言ではないくらいの、
インパクトがあり、その試作品をありとあらゆるホールに、
「御社だけに特別に見せるので内緒にしておいてくださいね」
と都内のショールームで見せて、その前の機種の購買意欲を誘った。
もちろん新人にも抱き合わせ営業をするように指示が出る。
ところが新人で誰一人、「オリジナルパオーン」を売ったものはいなかった。
ろくに信用も無い段階で、
「これを買っておかないと、次の機種トップ納品できません」
なんてことを言うと、逆に信用を失墜させる。
私はあえて、前回買ってくれたお店には勧めなかった。
まあそれでもこの機種を大量に売ってきた先輩もいた。
その人のポリシーは、
「どんな糞台でもその機種のいいところを探して大好きになって売る!」
と言うものがあり、ホールさんから、
「次の機種どうだい?」
と聞かれると。
「めちゃめちゃいいです♪即決して下さい」
と何のためらいもなく言い放つ。
私の直属の上司だったので、その人が売った、
「パーラーうの」
にパオーンの釘を叩きに行った時のこと。
てっきり私は抱き合わせで買わせて、
ホールさんもこの機種に期待していないという先入観で入ってしまった。
この店は新装前日に事務所で叩かせてくれた。
店員さんがそこに休憩で数人入ってきたので、
店長さんにこの機種の魅力を説明してくれと言われて、
思わず詰まってしまった・・・。
「これはまあ普通のデジパチなんで、次に期待してもらえれば・・・^^;」
と正直に話をすると、
「あれ?担当のIさんは、めちゃめちゃ面白いって言ったんだけれども??」
と店長に言われて、思わず赤面。
実はこの機種大きな欠陥があって、再抽選の途中に一度確変絵柄が出て、
単発に戻ってしまうという、他の機種では考えられない演出があった。
それも正直に洗いざらい話すと、
店員さんから大ブーイングが起きた。
「また遠隔だの何だの言われるよ」
当時から他のメーカーの機種も一度確変絵柄が出たら昇格確定だったので、
それだけで店員さんが何度も呼び出される事態が想定できた。
ただ後からそれを言っても、もっと問題になるので、
先に言わざるを得なかったが、赤っ恥をかいてその店を出た覚えがある。
そして更にCRパオーンで問題が起きた。
月曜日の午前中、火曜日OPENの店の釘を午前中に叩きに行き、
帰ってきてから、初日の様子を「パーラーうの」に電話で聞いてみると、
どうにも様子がおかしい。
「今スタート何回くらいになっていますか?」
この店は等価でスタート5.6回10割(店と客がトントンになるくらい)に指定されていた。
「スタートは7回から7.5まで回っていますね」
大手チェーンだけに怒っている様子も無かったが、
大事故が起きたくらいに調整できていない。
その店だけではなかった、初日の店のスタートも割も全ての店で大荒れになった。
そして火曜日OPENの店も大荒れになった。
埼玉の2.5円の店でスタート8.5回、80割(お客さんの使った玉の8倍)出てしまったをかわぎりに、
等価でスタート7回、20割(同2倍)出てしまい、茶菓子を持ってお詫びに向かった。
2.5円の店は強いし元々甘い指定だったので笑っていた。
「あの台回るねぇ、ははは^^」
等価の店は店が弱いこともあり5台の導入でも大激怒した。
「ふざけんじゃねぇ!!お前なんかに割を任せた俺がバカだった」
何度謝罪しても結局許してもらえずに終わってしまった。
原因は本社からのゲージ表のミスだった。
ワープが甘く設定されていて、ステージが甘かった。
納品した時に、忙しさから試し打ちをしなかったのだが、
何でも鵜呑みにするよりも、自分できっちり確かめる必要性を痛感させられることになった。
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