クラップスというラスベガスなどで、バカラと並んで多くの客が熱狂するゲームがあるのはご存知でしょうか。
サイコロを2つ投げて、その出目によって勝敗を決める遊びなのですが、そのサイコロを客が投げて参加できるということもあってか、客一同が同じグループのようにワイワイと盛り上がるゲームです。
実はこのゲーム、賭けれるポイントが数多く存在するのですが、基本的なゲーム部分は、非常にプレイヤーが勝ちやすい仕組みのゲームになっています。
詳細な説明をしてしまうと、専門書を作れるような、厄介なルールですが、根本はシンプルなゲームなので、ぜひ覚えて実際にプレイしてみましょう。
目次
クラップスとは?
クラップスは、シューター(テーブルを囲む客の1人)が、最初の1投目で出してしまうと負けになるサイコロ2つの合計数(2・3・12)の役名で、そのプレイヤーが負けになる役名がゲーム名になっています。
基本的には、1投目で出た2つのサイコロの合計数字(ポイント)を2投目以降で同じ数字を出せればプレイヤーの勝ち、2つのサイコロの合計数時で“7”が出たらプレイヤーの負けというゲームです。
2投目以降は、1投目によって決まったポイントになるサイコロの合計数が出るか、サイコロの合計数“7”が出るまでは、延々とサイコロを投げ続けるというゲームです。
ちなみに、プレイヤー側が負けになる(カジノ側が勝利となる)“7”という数字は、サイコロ2つの組み合わせ36通りの内、6つの組み合わせがある最も出やすい数字(6/36 16.6%)になっています。
プレイヤーは、1投目で2つのサイコロの合計数4や10などを出してしまうと、確率的に(3/36 8.3%)非常に厳しい戦いになることは想像に難くありません。
ただし、確率的に有利と思われるカジノ側に賭ける【ドントパス・ドントカム】という賭け方があり、プレイヤー側が圧倒的に不利では無く、むしろかなりフェアなゲームなので
慣れ親しまないルールだけでなく、聞きなれない言葉が複数入ってくると、難しいゲームに思われてしまいがちですが、まずは言葉ではなくルールだけ覚えていきましょう。
クラップスのルール
先の項で記載した説明と重複する部分もありますが、2つのフェーズによって構成されているゲームという事と、第1投目のフェーズと第2投目以降のフェーズではルールが異なるので、しっかりと理解してください。
シューターが投げた2つのサイコロの合計で、第1投目によって決まったポイントと呼ばれる2つのサイコロの合計数、もしくは“7”が出るまで、繰り返しサイコロが振られ、プレイヤーが勝利となるポイントとなる2つのサイコロの合計数が出るか、“7”が出れば決着します。
プレイヤー側に賭けている場合、ポイントとして決まった2つのサイコロの合計数が、7よりも先に出ればプレイヤーの勝ちで、逆に先に7が出たらプレイヤーの負けになります。
上記までが、基本となるゲームですが、【カムアウトロール】と呼ばれる第1投目だけ、別のルールになりますので注意が必要です。
【カムアウトロール】第1投目は、プレイヤー側が勝利になる第2投目以降のポイントになる数字を決めるフェーズになります。
【カムアウトロール】第1投目のターンでは、第2投目のフェーズに進まない1回で終了するボーリングの『ストライク』の様な決まり手がありますが、基本的には第2投目以降のポイント(プレイヤーが勝利となる2つのサイコロの合計数)を決める段階です。
2投目以降でプレイヤー側は、第1投目で決まったポイント(プレイヤーが勝利となる2つのサイコロの合計数)と同じ数を出せば勝利となり、合計数“7”になったら負けになり、どちらかの数字になるまで勝負は続きます。
【カムアウトロール】(第1投目)では、2つのサイコロの合計数“7”および“11”の出目は、ナチュラルと呼ばれプレイヤーが勝利して2倍の配当になります。
【カムアウトロール】(第1投目)時に、2つのサイコロの合計数“2”と“3”と“12”の出目は、クラップスと呼ばれプレイヤーの負けになります。
クラップスで賭けられる種類
クラップスでは賭けられる種類がたくさんあるのですが、プレイヤーのリスクと配当が見合っていないものもあります。
◇パスライン◇ 【カムアウトロール】(第1投目)で2つのサイコロの合計数“7”および“11”の出目は、ナチュラルと呼ばれプレイヤーが勝利して2倍の配当になります。
◇カム◇ カムアウトロール(第1投目)後から、ゲームに途中参加した呼称で、パスラインと全く同じルールと配当になります。
◇オッズベッド◇ 最初にパスライン、カム、ドントパス、ドントカムを選択し、カムアウトロール後に許される追加ベット。
◇プレースベッド◇ カムアウトロール後に、「4~10」の数字を選んで賭けれて、ポイントの数字とは関係なく、選んだ数字が出れば配当が得られます。
◇ビックシックスとビッグエイト◇ 素敵なネーミングに騙されがちだが、プレースベッドと同じ内容なのに、なぜか配当が少なくなるので注意しよう。
◇ハードウェー◇ [2,2]、[3,3]、[4,4]、[5,5] の4種類のゾロ目を予想するのだが、同じ出現率なのに「2・2、5・5」は8倍の配当で、「3・3、4・4」は10倍の配当。
◇エニークラップス◇と◇エニーセブン◇ ともにベッドした直後のロール(サイコロをふる場面)のみ有効で、2つのサイコロの合計数がエニークラップスだと「2・3・12」、エニーセブンだと「7」が出ればプレイヤーの勝利。
◇フィールドベッド◇ ベッドした直後のロール(サイコロをふる場面)のみ有効で、2つのサイコロの合計数が「2、3、4、9、10、11、12」でプレイヤーの勝利、「5、6、7、8」はプレイヤーの負け。
◇ホーンベッド◇ ベッドした直後のロール(サイコロをふる場面)のみ有効で、2つのサイコロの合計数が「2、12」30倍の配当、「3、11」15倍の配当のどれになるかを当てる。
クラップスの攻略法
ゲームを楽しむというよりも、資金を増やす目的でカジノゲームを探しているのであれば、自信をもってクラップスをやるべき!と答えることが出来る。
多くのカジノにあるゲームと比較して、限りなくプレイヤーとカジノ側が対等なリスクを背負って戦えるゲームになっているのが理由だ。
まずは罫線にて、過去の結果をチェックし、プレイヤー側の戦績が勝ちや負けに大きく偏っていなければ、パスラインとオッズベッドのコントロールで勝負する。
プレイヤー側の負けが込んでいるならドントパスで様子を探っていくという戦略が有効になってきます、
パスライン・カム・ドントパス・ドントカム・オッズベッド、これらの非常に高い期待値は、その他の様々な異常に低い期待値によるベッド方法によって成立しているので、左記にあげたベッド以外を行えばプレイヤーにとって非常に不利な条件での戦いになるということです。
50%対50%のリスクを完全に2分したベッド方法のあるゲームなので、あとは少しの運とチップのコントロール次第で勝率を上げることができます。
クラップスの注意点
クラップスは、賭け方にもよりますが、完全に50%の確率で2倍に資金を増やせるのが特徴の世界でも稀なゲームです。
ベッドする箇所さえ間違えなければ、カジノ側やディーラー側の思惑や戦術に惑わされることなく、完全にプレーヤー自身のベッドコントロールで勝利を収められます。
厳しい現実になりますが、このゲームでは誰かに負かされることは無く、勝利か自滅の2通りしかありません。
自滅することなく、感情をコントロールし、リスクマネージメントを怠ることないよう、ご注意しながらゲームをお楽しみくださいませ。
まとめ
クラップスというカジノで人気のゲームについてご紹介致しましたが、知れば知るほどにゲームへ興味を持たれたのではないでしょうか。
日本にいても、カジノで大人気のクラップスをオンラインカジノを利用することでプレイが可能です。
冷静で忍耐強く、お金とリスクの変化を冷静に管理できる方にお勧めのゲームとなりますので、ぜひ実際にプレイしてみてください。