オシドリが、米部族カジノ事業者であるモヒガン・ゲーミング&エンターテインメントとパートナーシップを締結し、2社共同で長崎でのIRライセンス獲得を目指すことを発表しました。
両社は、この協力関係により両社で共有し合うことにより世界クラスのIR開発に向けて取り組みを教会したいと述べました。
どのようなニュースなのか、様々な観点から解説していきます。
目次
モヒガンとオシドリ!長崎IRへ共同入札!
オシドリと米部族カジノ事業者、モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントは、2社でパートナーシップを締結して長崎IRの事業者として参加することを発表しました。
2社は共同で長崎のIRライセンス獲得を目指し、2社の良さを合わせた世界的なIR実現を強化していきたいと述べています。
また、IRの先にある新しい社会や誰もが住みたいと思う街作りを目指している、とも付け加えました。
香港のオシドリの日本法人は、2020年MGMリゾーツの元社長のアレハンドロ・イエメンジアン氏が会長兼社長兼CEOに就任し、長崎のIRライセンス取得に向けて取り組みの指揮を取るという役割を引き受けたと述べています。
モヒガンは、同社はじめてとなるアジアの施設への取り組みとなる施設を、韓国の仁川に建設中です。
韓国の仁川にインスパイア・コリアを2023年オープンする予定となっており、アジアのIRに長けた知識により長崎IRに最高の内容を投じる予定となっています。
オシドリの会長兼社長兼CEOは、画期的である長崎IRの開発機会にモヒガンと提携して取り組むことに対し誇りに思っていると述べています。
2社の共同入札を通じ、長崎の地域にある豊かな文化と多様性を強調できるIRを目指し、このプロジェクトにより九州全体にポジティブな影響を与えたいと述べています。
モヒガンのCEOは、世界で最も注目されている日本のIRに対してオシドリと協力して比類なき経験を活かした上でIRライセンスを共に目指せることに対し光栄に思っていると述べています。
モヒガンとオシドリはどのような企業なのか
モヒガンとオシドリは、どのような企業なのでしょうか。
以下に2社の詳細を、ご紹介致します。
モヒガン
モヒガンは、モヒガン・ゲーミング&エンターテイメントという企業名です。
世界随一の統合型エンターテインメント・リゾート総合開発企業です。
世界各国で様々なIRに携わっており、アメリカのコネチカット州のアンガスビルのモヒガン・サンや、カナダのナイアガラにあるナナイアガラ・カジノなどが有名です。
現在、アメリカのネバタ州のラスベガスで認可取得中です。
また、女子の往路バスケチームのコネチカット・サンナショナル・ラクロス・リーグ所属、男子プロラクロスのニューイングランド・ブラック・ウルブスも所有・運営しているマルチな企業です。
オシドリ
Oshidori International Developmentという企業名であり、2020年に本陣番号の指定を受けた長崎にある合同会社です。
会長兼社長は外国の方ですが、2021年1月18日に中谷圭吾氏を最高執行責任者に任命したと発表しました。
中谷氏は2000年に博報堂に入社し、成田空港や官公庁香港市場向けビジット・ジャパンキャンペーン、沖縄県東南アジア市場向けキャンペーンなどの観光関係の仕事を多く行ってきた方です。
長崎にある企業として、長崎らしいIRを作る意欲を表明しています。
アジア最高のIRリゾートを長崎に作り、IR事業を通じて長崎屋九州に対して社会的責任を果たすことを表明しており、新しい社会を地元の皆さんと一緒に作っていこうというルールをコメントしています。
長崎IRは九州は1つの理念での共有
長崎IRは長崎県のIRではありますが、九州一体のIRとして取り組んでいます。
そのため、長崎だけではなく九州一体となって進めています。
長崎IRは、他の候補地と比べると地味な傾向があります。
しかし、注目される部分といえば観光客が多いアジアから1番近い候補地という部分です。
韓国や中国から近い位置である長崎は、緘黙や中国からのアクセスが簡単な場所です。
行き来しやすい場所ということで、多くのアジアからの観光客を見込むことができます。
また、長崎を含む九州には自然や歴史、食などの豊富な観光資源があります。
美味しい食材をはじめ、綺麗な自然や豊富な歴史なども満載です。
IR目的で観光に来た場合でも、レジャーを堪能することができます。
長崎・九州IRには他の候補地にはないこのようなメリットがあり、都市型IRに比べると投資金額が少ない部分も大きな魅力といえます。
長崎県自体の知名度は、他の候補地と比べると低いといえます。
しかし、九州一体となることで目を向けてもらえる様々なポイントがあります。
今回、モヒガンとオシドリは、このような長崎への多くの魅力を感じてIR事業者として共同で名乗りを挙げました。
IR事業に詳しいこの2社がIR事業者となり進めることで、成功へとみちびくIRとすることができるでしょう。