アメリカカジノ大手会長「カジノ王」アデルソン氏死去|トランプ氏大口献金者!

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トランプ前大統領や共和党へ大口献金者として有名である、アメリカカジノ運営大手のラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長兼最高経営責任者が2021年1月11日、非ホジキンリンパ腫治療による合併症のため死去しました。

トランプ前大統領は声明を発表し「世界は偉大な男を失った」と追悼しました。

シェルドン・アデルソン会長兼最高経営責任者はどのよう方だったのか、様々な観点から解説していきます。

米カジノ大手会長「カジノ王」アデルソン氏死去|トランプ氏大口献金者!

2021年1月11日、アメリカカジノ運営大手のラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長兼最高経営責任者が、非ホジキンリンパ腫治療による合併症のため死去しました。

ラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長兼最高経営責任者は、トランプ前大統領や共和党へ大口献金者として有名な方です。
トランプ前大統領は「世界は偉大な男を失った」と声明を発表し、ラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長兼最高経営責任者を追悼しました。

シェルドン・アデルソン氏の名言といえば「You have to be willing to take risks(リスクは進んで取らなければならない)」です。
このような名言が知れ渡っているほど、カジノ界やビジネス下院において世界的大富豪として有名な方です。

ものすごい経歴のシェルドン・アデルソン氏

シェルドン・アデルソン氏は、小さいころから企業家精神を発揮してきた方です。
若いころから青年実業家となり、様々な事業で富を築いてきました。

軍隊を退役された後は、ウォールストリートにある裁判所の記憶係になりました。
記憶係になるには頭の良さが必要となるので、ものすごく頭の良い人ということがわかります。
裁判所でビジネスの基礎を学んで、不動産ブローカー/アドバイザーとなり成功します。

1960年代にボストンに引っ越すと、様々な企業へ投資をはじめました。
この投資の中で最も利益を得ることが出来た企業が「アメリカインターナショナルトラベルサービスという旅行会社です。
多くの利益を得ることが出来た旅行会社でありましたが、1960年代の後半に株価が暴落してしまい、成功が一転して水の泡となってしまいました。
シェルドン・アデルソン氏ほどの凄い方でも、失敗を得て大きな富を得た事がわかります。

シェルドン・アデルソン氏は若いころから様々なビジネスに挑戦し、30歳になるころには2度のビジネス成功を成し遂げて多くの富を築き上げたそうです。
その後、1970年代にボストンで不動産投資ビジネスに乗り出し一旦は成功しましたが、その後市場が暴落してしまいました。

その後、1979年シェルドン・アデルソン氏は「COMDEX」という会社を立ち上げて、ラスベガスのリゾートホテルの1つであるMGMグランドホテルにてショーを始めました。
1987円、COMDEXは200万ドルの売り上げを上げることになり、ラスベガスのショーの中で大きなショーの1つとして有名になりました。
1988年には、1億2,800ドルで『サンズ・カジノ』を買収し、その後自分のビジネスに合わせて、サンズ・カジノをデザインし直しました。
COMDEXのショーを含めた、会社のイベントセンターやショッピングモール、コンベンションセンターなど併設した複合型ホテルを創設しました。

アメリカのメディアでは、2018年のシェルドン・アデルソン氏の荘司さんは350ドル(日本円で3兆6,000億円)と超えたと言われています。
アメリカには大富豪がたくさんいますが、その中でもシェルドン・アデルソン氏は桁外れの大富豪と言われています。

シェルドン・アデルソン氏とトランプ前大統領の関係

シェルドン・アデルソン氏とトランプ前大統領の関係は、シェルドン・アデルソン氏がトランプ前大統領に献金をしたことが関係のはじまりと言われています。

トランプ前大統領の大統領選挙の際に、シェルドン・アデルソン氏はトランプ前大統領に2,000万ドルの献金をしました。
さらに、トランプ前大統領が就任した際のイベントでも、500万ドル出資したといわれています。

この献金と出資の関係から、シェルドン・アデルソン氏とトランプ前大統領がかなり近い関係にあるといえます。

シェルドン・アデルソン氏とトランプ前大統領は日本のIRに姿勢を示す

アメリカのマーケット・ウォッチ誌によると、トランプ前大統領は安部元主首相に「シェルドン・アデルソン氏経営の会社からカジノの申請に対して、しっかり考慮してほしい」と話したと言われています。

この発言からわかるように、シェルドン・アデルソン氏とトランプ前大統領は一丸となり、日本のカジノリゾート建設を要求していることがわかります。
マリナーベイ・サンズのような立派なカジノが、日本にできるのではないかとも言われています。

2020年5月に、シェルドン・アデルソン氏は日本市場への参入を断念すると発表していますが、日本のIR参入は完全に諦めていなかったとも言われています。

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