レッドドッグとは?ルールや攻略法・注意点まとめ

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アメリカやカナダのカジノにあるテーブルゲームにレッドドッグという名前のトランプを使用したゲームがあるのですが、ゲームの名前をも聞いたことが無いという方がほとんどかもしれません。

カジノ通で無ければ、このゲームに参加して遊んだことがあるという人は、日本人だと非常に少ないであろうマイナーなゲームですが、非常にシンプルでおもしろいゲームなので、この機会に覚えて頂ければ嬉しいです。

マニアックなゲームではありますが、実はほとんどのオンラインカジノサイトに設置されていて、場面によってはすごくプレイヤーが有利なのに掛け金を倍にできてしまう不思議なゲームです。

レッドドッグとは?

レッドドッグ、直訳すると赤い犬になりますが、ゲームに犬がでてくることは無くて、トランプを使ったほぼのしたゲームだったりします。

じっくりとルール説明も行っていきますので、その際に誰もが気づくのですが、リスクと配当のバランスが良いとは思えないゲームです。

ですから、ゲームの相性が合う人ならば、オンラインカジノサイトのほとんどで遊べるレッドドッグで、資金を増やすことができてしまうかもしれないです。

ゲームとしては、ディーラーが3枚のトランプをテーブルに並べ、オープンした右側のカードの数字と、同じくオープンした左側のカードの数字の間に、センターに置かれたカードの数字は挟まれるのか?という遊び方になります。

レッドドッグを遊べる場所

レッドドッグを知り合いや友人などを集めて行うのは、なかなか勇気が要るのではないかと推測できますが、その理由はディーラー側が有利な場面と、プレイヤー側が有利な場面が極端すぎるのです。

よって、必然的に、レッドドッグを遊べる場所は、カジノになるのではないかと思いますが、日本人の方が手軽にレッドドッグを楽しもうと考えた場合、オンラインカジノサイトになるのではないでしょうか。

オンラインカジノ以外では、アメリカやカナダのランドカジノに設置されているゲームになりますので、もし現地のカジノに行く機会があれば、ぜひお楽しみください。

レッドドッグのルール

ここでは気になるレッドドッグのルールについてご紹介致しますが、非常にシンプルなので、構えることなく読み進めてください。

まず、最初にチップを賭けるところか始まり、次に3枚のカードを配るのですが、右側と左側に置かれるカードは表向きに並べられます。

この2枚の表向きに置かれたカードによって、コンセクティブ・ペア・スプレッドとゲームの展開が変わりますので、この部分だけルールをきっちり把握してください。

【コンセクティブ】は、表向きに並べられた2枚のカードの数字が並んでいる場合を示しており、その間に数字が入ることはできないので引き分け(ドロー)として掛け金は返金になります。

【ペア】は表向きに並んだ2枚のカードが同じ数字になった場合で、もし3枚目のカードが同じであった場合レッドドッグという役でプレイヤーの勝利として12倍の配当が支払われますが、最初の2枚と異なってもドローとなるだけで掛け金は返金になります。

【スプレッド】は、表向きに配置された数字が異なっていて、なおかつ数字が順に並んでいない場合、プレイヤーはレイズ(倍額)かコール(そのままの金額)にするか掛け金を変えることが可能で、3枚目のカードが間の数字ならプレイヤー勝利、間の数字で無ければ負けになります。

数字の数え方は2~K(13)は、そのままトランプの数字が示す通りに数えるのですが“A”だけは、K(13)の次の数字14と数えますので、レッドドッグでは2が1番小さい数字で、A(14)が1番大きな数字になります。

レッドドッグの配当

レッドドッグの配当は、いったい誰が、どういう計算で算出したのだろうなどと思いをはせてしまうほど興味深いです。

スプレッド1と呼ばれる数字と数字の間に入る数字が1種類しかない場合、例えば2と4などのカードが表むきになっていて、間に入るプレイヤー側が勝利できる数字は3の1種類であった場合は6倍。

スプレッド2と呼ばれる数字と数字の間に入る数字が2種類で、例えば2と5などのカードが表むきになっていて、間に入るプレイヤー側が勝利できる数字は3と4の2種類であった場合は5倍。

スプレッド3と呼ばれる数字と数字の間に入る数字が3種類で、例えば2と6などのカードが表むきになっていて、間に入るプレイヤー側が勝利できる数字は3・4・5の3種類であった場合は3倍。

スプレッド4~11になる、表向きのカードの数字の間が4以上空いている場合は2倍

レッドドッグ;表向きになったカード2枚が同じ数字で、最後にオープンしたカードも同じ数字、スリーカードになった状態がレッドドッグと呼ばれ12倍

レッドドッグのゲームの進め方

プレイヤーがベッドをするとゲームがスタートして、ディーラーから表向き(数字が見える形)で左右に1枚づつ合計2枚のカードが配置されます。

【コンセクティブ】表向きのカード2枚が2・3など左右で連続している状態は、引き分け(ドロー)として即座にベッド金額は返金され、【ペア】表向きのカード2枚が3・3など左右で同じ状態の場合は、3枚目のカードがレッドドッグ(3枚目も同じ数字)かの確認の後に、レッドドッグで無ければドローとなります。

【スプレッド】表向きのカード2枚の数字に開きがある場合、プレイヤーは賭け金をコール(そのまま)するか、レイズ(倍賭け)するのかを選択し、最後に伏せられていた3枚目をオープンして左右のカードの数字の間になる数字であればプレイヤーの勝ち、そうでなければプレイヤーの負けです。

レッドドッグの攻略法

レッドドッグはすごくシンプルな300年以上の歴史があるゲームですが、確率を考えてオートマティックにベッドし、ほんの少しの運が味方してくれれば、プレイヤーが勝利することは難しくありません。

配当が大きくなるスプレッド1(6倍)、スプレッド2(5倍)、スプレッド3(3倍)、これらは確率的に圧倒的にディーラー側が有利だからこそ配当が大きいのですが、これらの出現率がスプレッド1(13%)、スプレッド2(12%)、スプレッド3(11%)と合計で36%と三分の一を超えてきますので、ここは単純に運任せの勝負で、どこまで当たりを引けるかによって収支が変わってきます。

逆に圧倒的にプレイヤー側が有利になるスプレッド7(プレイヤー勝利率56%)からスプレッド11(プレイヤー勝率88%)であっても2倍の配当を得られるばかりか、レイズ(倍賭け)が可能となるので、合計18%の出現率となるスプレッド7~11を引き寄せ、倍賭けで取りこぼしなく勝ちを拾っていけるかが勝負の分かれ目になってきます。

賭け金を倍にするタイミング

ドローの場合は賭け金の全額がプレイヤーに戻されますし、【ペア】となった場合はプレイヤー側が12倍のチャンスを得ているけども、チャレンジに失敗してもドローに終わるというプレイヤー側に有利なシチュエーションが数多く存在するアンバランス感がおもしろいゲームです。

特にスプレッド7を超えるとプレイヤー側が勝利する確率が50%を超えてきますが、賭け金を倍にすることが可能です。

この絶妙とも言えるアンバランスなリスクと配当のゲームでカギを握るのは倍賭けにするタイミングとなりますが、プレイヤー勝率が64%になるスプレッド8以降は迷わず倍賭けで勝負するのが望ましいです。

レッドドッグの注意点

レッドドッグはトランプを使用したゲームではありますが、前提としてチップを賭けて楽しむ仕様で作られていますので、ゲームを楽しむ中で、注意しておくべきポイントについて紹介していきます。

レッドドッグは賭けを楽しむゲームになるので、カジノが法律で許されている国において遊戯するようにしてください。

ゲームの楽しさにのめりこんでしまわないように、自身の資金などをコントロールして、楽しめる範囲で遊戯してください。

レッドドッグは運要素が強いゲーム

レッドドッグは対戦相手がディーラーや他プレイヤーではありませんので、相対するのが確率や運という実態がないものになります。

レッドドッグという役(同じカードが3枚揃う)の出現率は1%ですが配当は12倍(チャレンジに失敗してもペアはベット金額が返金される)など、ついプレイヤー側が上手に立ち回れば勝てるのではないかと思いがちです。

しかしながら、長期決戦ではプレイヤーにとって分の悪いゲームになっていますので、ゲームに参加している短いゲーム数の中で、スプレッド8以上の倍賭けで資金を増やす展開が望めなければ、戦線離脱する勇気も必要です。

まとめ

レッドドッグって、どんなゲームなのかという部分からルールや遊び方までを一度にご紹介致しました。

ディーラーや他プレイヤーとの駆け引き要素が無いので、自分の世界に没頭して楽しみたい方には最適なゲームかもしれません。

多くのオンラインカジノサイトで遊戯ができるゲームですので、ぜひ見かけましたら一度遊んでみてください。

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