横浜カジノ住民投票請求が法定3倍超え!横浜市民の会が提出

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横浜市のカジノの是非を決める横浜市民の会は、2020年11月に横浜市が進めるカジノ中核の統合型リゾートの誘致に対して、誘致の是非を横浜市住民に問う住民投票条例制定を求めるための直接請求書名を市内の18区の管理委員会に提出しました。

横浜住民が思う、横浜カジノ誘致への思いが詰まった署名です。
横浜カジノ誘致問題に、新しい動きがあったといえます。

どのような署名内容になったのか、詳しく解説していきます。

横浜のIRの住民投票は必要な署名数は集まったのか

横浜市にカジノを含むIR誘致に反対している市民団体である「カジノの是非を決める横浜市民の会」は、誘致の是非を問う住民投票の直接投票に必要となる署名を集めました。
その結果、地方自治法の規定である約62,000人を上回った205,852人分という大変な署名数となったと横浜市に伝えました。
この署名が有効となれば、林市長が条例案を市議会に提出することとなります。

IRの誘致の候補地となっている山下ふ頭がある中区では、市民会の共同代表である小林節氏と「カジノの是非を決める中区民の会」の代表と5,825人分もの署名簿887冊を中区役所に提出しました。

市民会の共同代表である小林氏は、カジノ政策は政策として愚かと言っています。
横浜市は、カジノ誘致の理由の1つに財政難を公言しています。
しかし、財政難の改善方法はカジノ誘致だけではなく、他にいくつもあると小林氏は言っています。
給食費や国民健康保険の値下げ、敬老バスなども出来ると強調しており、自分たちの街のことは自分たちで決めることが地方自治の本旨であり、市議会はこの運動を無にすべきではないと話しています。

カジノ政策は多くのメリットを得ることが出来るように思えますが、大きなメリットの裏側には必ず大きなデメリットも待ち構えています。
そのようなことに目を向けるのではなく、今できる最大の財政難対策をすべきと小林氏は述べているのです。

なぜ住民投票直接請求を行ったのか

住民投票直接請求が求められた理由は、カジノ誘致の反対署名に長い列が作られたほど横浜市民の怒りが広がっているからです。

横浜市民は、カジノ誘致のメリットよりもデメリットの方が多くあると目を向けている証拠といえます。
良い部分だけに目を向けるのではなく、デメリットにより住みにくくなることへ目を向けている人が多くいるということがわかります。

住民投票というのは、広範な支持を得やすいという部分が大きなポイントです。
今回の住民投票は、市民の判断を下す場を作る、横浜市のことは横浜市民が決めようという呼びかけです。
誰でも参加ができる住民投票により、林市長を支持してきた住民も自分の意見を持って賛同することができます。
住民の支持や共感を得ることができる、意味のある運動です。

住民投票の結果と逆の政策を遂行した場合は、視聴リコールの声が市民全体規模で彷彿となります。
市民運動の結果が次の階段を登ることになることは、避けることができなくなります。
横浜市の林市長は、IR誘致推進を行う立場を変えてはいませんが、仮に住民投票が行われた場合は結果を尊重する考えを表明しています。

住民投票の流れはどのように行っていくのか

今回のカジノ誘致の是非を問う住民投票の条例設定の流れは、以下の流れで行います。

  1. 条例の制定改廃をするためには、有権者の50分の1以上のなどの署名を2カ月間で集め、選挙管理委員会に提出して住民投票を行う請求が可能となります。
    横浜市の場合は、有権者の50分の1以上は62,000票ほどとなり、2か月間で署名を集めて選挙管理委員会に住民投票を行う請求をしました。
  2. 集めた署名が有効の場合、その後7日間署名が縦覧されます。
  3. 市長により署名の数が規定以上なのか、法定期間内に集められた署名なのかを審査した後、それぞれが的確である場合に直接請求が受理となります。
  4. 請求受理から20日以内に視聴が議会を招集して、市長自らの意見も付けて議会に上程します。
  5. 議会審査により、条例が通過する場合はその条例に則って事務手続きが行われます。
  6. 条例案で定めた期間内に、カジノの賛否を問う住民投票を14日間で行います。
  7. 住民投票の結果、カジノ誘致反対が過半数を上回った場合、その結果が議長に通知され、市長は意思を尊重しないといけません。

横浜市民のカジノの是非の声

住民投票を行った中、横浜市民はIR誘致に対してどのような意見を持っているのか、市民の声を以下にご紹介いたします。

・基本的に反対(60代)

IR誘致には、基本的に反対です。
IR誘致賛成意見の市長にどのようにこの思いを伝えることができるのかと思っていた際に、住民投票が行われることになりました。
私の意見も横浜市民が思う意見の一つになればいいと、署名しました。
市民にはIR誘致に対して何も言えないのかと思っていましたが、こうした投票があったことは非常に頼もしいと思います。

・反対でも賛成でもない(30代)

IR誘致に対して反対でも賛成でもありませんが、このような大事なことは市のトップが決めることではないと思います。
多くの市民が済んでいるので、市民の意思を反映すべきだと思い署名しました。
カジノについて、正直詳しくはわかりません。
しかし、誘致したことでの影響は良くも悪くも絶対に出てくると思います。
このような重要なことに対する場合は、市民が決定できる制度としてほしいです。

・誘致には反対(50代)

IR誘致を反対する理由は、横浜の象徴である綺麗な景観が無くなるのではないかということです。
私が林知事に投票した理由は、カジノ誘致を白紙にすると言ったからです。
しかし、後に誘致賛成になるなんて、誠実さに欠けていると思います。
後になって逆の意見に変えるのは、僕は許せません。

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