サンズ・チャイナの社長であるウィルフレッド・ウォン博士は、新型コロナの世界的感染拡大が継続することによりマカオのゲーミング粗収益が抑制される中でも、ザ・ロンドナー・マカオの長期的な展望には強い自信があると述べています。
マカオの旧正月を前に勢いが鈍化している状態の中、マカオの何かが待っていることに対して自信を持っている姿勢を崩しません。
どのような記事なのか、様々な角度から解説していきます。
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サンズ・チャイナがザ・ロンドナー・マカオの投資の強さに大きな自信!
サンズ・チャイナの社長であるウィルフレッド・ウォン博士は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大が今後継続してマカオのゲーミング粗収益を抑制してしまう場合でも、ザ・ロンドナー・マカオの長期的な展望に対し強い自信があることを述べました。
2021年2月8日にウォン博士は、ザ・ロンドナー第1フェーズの完成を祝う公式オープニングセレモニーの場で記者団にその思いを語りました。
ザ・ロンドナーは、元々あったサンズコタイセントラルを190億米ドルをかけて改装してリニューアルさせた施設です。
新型コロナウイルスの感染拡大という現況を考えた際に、サンズ・チャイナが投資の回収ができるのかについて見込みを聞かれた際に、ウォン博士は全てを常に奇跡と比べてはいけないと述べました。
最初の建物であるザ・ベネチアン・マカオは、本物の奇跡だったそうです。
他の投資は取り戻すことに、予想以上に少し時間がかかってしまうものである、と語っています。
ザ・パリジャン自体は大きな成功となりましたが、回収には数年もかかったそうです。
それは大変だったのではなく、普通なんだとウォン博士は述べています。
サンズ・チャイナが2020年10~12月期に大きな損失を計上したことの報告後の2週間足らずで、ザ・ロンドナー・マカオのオープンは行われました。
サンズ・チャイナは損失報告した際に、中国本土で最近再び猛威を奮う状態となってしまった新型コロナの感染が拡大により、再び旧正月を前に勢いを鈍化させていると述べました。しかしウォン博士は次の1週間に、マカオに何かが待っていることを確信しているようで、大きな声では言いませんでしたが自信があると述べていました。
ウォン博士によると、旧正月はどうあっても旧正月であり、希望を持っているそうです。
予想ほど旅客数は伸びないと言われていますが、沢山のサプライズがあるのではと予測しています。
ザ・ロンドナー・マカオのオープンは近隣の同社の同施設の予約にマイナスを与えている?
ザ・ロンドナー・マカオのオープンにより、ウォン博士は近隣の同社の施設にマイナスの影響を与えるかもしれないという指摘に対し、笑い飛ばしました。
実際にクリスマスと年末年始にソフトオープンで営業したことで分かったことは、これが無ければマカオに訪れていない人たちの機会を作り出すことだと、ウォン博士は語っています。
以前は来る予定をしてなかった人たちが反応して部屋の予約をしてくれたらしく、ホテル客室稼働率をチェックしてみると当社の他のいずれのホテルの予約を奪っているとは思えないと述べました。
ザ・ロンドナー・マカオは、一般向けや中国本土の旅客に紹介して選択を持ってもらいたいと、ウォン博士は語っています。
高級旅行を正当化できる十分な観光客がいると想定すいており、観光に贅をつくした環境を提供している施設であると述べております。
ザ・ロンドナー・マカオの今までに雰囲気を踏まえて、贅沢を堪能したい顧客に提供する施設としたい考えを示しました。
ザ・ロンドナー・マカオはクラシックでラグジュアリーな空間リゾート
ザ・ロンドナー・マカオは、現在あるサンズ・コタイセントラルをリニューアルした建物であり、段階的に開業をしているIRです。
クラシックな英国のデザインを取り入れたラグジュアリーな空間のリゾートであり、マカオに今までなかった高級感あふれる雰囲気を発揮しています。
特徴的なのが、シンボルとなっている高さ96mのエリザベスタワーであり、イギリスのビックベンのような時計の文字盤が目に焼き付きます。
国会議事堂をモデルにした正面の外観となっており、他では堪能できない雰囲気が素敵です。
既存NICE施設の収容能力も拡大となっており、ウェストエンドのブロードウェイショーも上映予定となっています。
ロンドンを象徴する多くのものが設置されており、まるでイギリスに居るような雰囲気になります。
ゲーミングスペースは変わりませんが、ゲーミングオプションの拡大の可能性を示唆しています。
テーブルは最大450台増える可能性となっており、スロットマシーンは2,000台まで増える予定となっています。
客質は4つのホテルにより合計6,000室以上となり、そのうち600室が高級スイートとなる予定となっています。
豪華な客室に止まってカジノも楽しむことができる、最高のIRがザ・ロンドナー・マカオです。